代表取締役メッセージ

 

インターネットで本当に人がつながることの実現を目指して


 

 

インターネットとの出会い

 

インターネットに出会ったのは、1995年のWindows95発売の時期でした。当時のインターネット環境は、パソコンにつながったモデムに電話回線をつないで、ダイヤルアップを利用して、ようやくインターネットに接続するというものでした。

 

インターネット以前には、パソコン通信というテーマごとに分かれた電子会議室でお互いの情報を交換し合うことが常識であった世界に、インターネットという個人が全世界に発信できる機会を得たことは、当時まだ学生であった私にとって、衝撃的な出来事でした。

 

まだまともな検索エンジンも存在せず海外の情報を得るためには、個人運営のリンク集をたどって必要な情報を収集していた厄介な時代でもありました。

 

 

インターネットの発展

 

それから10年を経過して、インターネットは、携帯電話の普及、高速回線のADSL、光ファイバーの整備とともに生活に欠かせないものへと変化を遂げました。

 

以前は、画像を表示することでさえ遅く、イライラした時代から、今では高画質な動画をストレスなく再生できるようになりました。

 

今では、ブログの登場により専門的なソフトや知識を必要とせずとも、誰もがインターネット上に自分の考えを発信することができます。

 

検索エンジンの進化により、キーワードを打ち込めば、必要な情報が世界中から抽出され、翻訳されて表示されるようになり、SNSのコミュニティーを開けば、友人が何に興味を持っているのか、どこにいるのか、今何をしているのかでさえわかるようになりました。

 

この10年でショッピングは進化を遂げ、インターネットで日用品をでさえも購入できるようになり、かつては難しかった海外の製品でさえ、だれもが輸入することができるようになりました。

 

 

弊社の目指すもの

 

この便利なインターネット時代の中で、人とのつながりをもう一度考え直すきっかけを創ることが、株式会社ウェブダの使命だと考えています。

 

近代市民社会の成立から人々のつながりは大きく進化してきました。生まれながらにして人は自由であり、家族、友人たちと働きながら、豊かな現代の社会を形成してきました。国家、経済という大きな枠組みでみても、人が人との関わり合いの中で、進歩を遂げてきたことは間違いありません。

 

インターネット黎明期においては、「リアルとネット」というインターネットに関わる生活空間を区別する言葉が存在していましたが、デジタルネイティブというインターネットが生まれながらにしてすでにあった世代が誕生し、もはや現実とインターネット上の生活を区別する必要がなくなりつつあります。

 

若者たちにとって、インターネット環境は、新しく覚える道具ではなく、すでに身近にある生活環境となりました。

 

この社会で、インターネットを利用することで、より人との豊かな関係を築き、近代以降の国際社会を目指す、新しい世界へ向けて、人々がよりよく生きることができるサービスを提供していくことが私たち株式会社ウェブダの挑戦です。

 

 

2012年5月31日

 

株式会社ウェブダ代表取締役社長

 

 

 

 

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